Breweries

取扱酒蔵

現在お取り扱いしている、日本の5つの酒蔵です。

01 / 徳島

三芳菊酒造

三芳菊

三芳菊酒造は1889年創業、徳島県三好市池田町に蔵を構えます。標高千メートル級の山々に囲まれたこの地は豊かな水に恵まれ、冬の冷え込みも厳しいことから、古くから良い酒を生む土地として知られてきました。蔵元杜氏の馬宮亮一郎氏は戦国武将・蜂須賀小六の家臣の末裔にあたり、蔵には今も趣ある武家屋敷が大切に残されています。

「香り芳しく、色は淡く、味わい美しい――これを三芳という」。三芳菊は従来の常識にとらわれない酒造りで、「日本酒はアルコール感が強くて飲みにくい」というイメージを覆し、三芳菊ならではの世界観を築くことを目指しています。果実のような香りが豊かで飲みやすい銘柄が多く、女性ファンからも高い人気を集めています。味わいはもちろんラベルデザインにもこだわる三芳菊は、現在SAKETIMEで徳島県No.1の評価を得ています。

02 / 長野

丸世酒造店

勢正宗

丸世酒造店は、明治維新後の政権交代で世の中が揺れ動いていた明治3(1870)年に創業しました。初代・申七郎が「世の中が丸くなりますように」との願いを込めて興した酒蔵で、以来、古くからの製法を守り続けています。創業当時から変わらない蔵の姿勢と酒の個性を受け継ぎ、品質本位を何よりの信条とする家族経営の蔵元です。酒造りの最大の特徴は、通常の三段仕込みのあとに、蒸したもち米を加える手作業の工程「もち米四段仕込」。これにより、濃醇でありながら口当たりのよい酒に仕上がります。

代表銘柄は「勢正宗」。「勢」の字は鯉の滝登り(登竜門)の姿で表され、伝統の手法と新たな技術を掛け合わせて醸す酒造りを物語っています。そしてこの“新たな鯉”の誕生として世に送り出したのが「勢正宗 Carp Series」です。

03 / 高知

高木酒造

豊能梅・土佐金蔵

高木家は米の取引や養蚕業などを営んでいましたが、1884年(明治17年)に本格的に酒造りを始めました。創業以来、豊能梅は少量手造りを貫いています。1993年には、より繊細で確かな酒造りを目指し、「最後の土佐杜氏」と呼ばれた有澤国一氏を杜氏に迎えました。翌年には古くなった蔵を改築。その後、大きな竜巻に見舞われながらも奇跡的に被害を免れ、より品質の高い酒造りが可能になりました。

高知の地元原料を積極的に使用し、仕込み水には物部川の伏流水(中軟水)を用いています。酵母は高知県工業技術センターが開発した数十種類の高知酵母を使い分けています。料理と調和し、飲み飽きせず、飲んだ後に爽やかな余韻が残るのが特長です。豊能梅は全国新酒鑑評会をはじめ、世界各地のコンクールでも数多くの受賞を重ねています。

04 / 福井

小浜酒造

藏人之心・わかさ・岳颪

株式会社小浜酒造は、株式会社わかさ冨士からの事業継承により、平成28年(2016年)に新たに設立された日本酒蔵です。わかさ冨士のルーツは、江戸時代の文化・文政年間に創業した吉岡蔵と、文久年間に創業した逸見蔵に遡ります。両蔵は昭和40年(1965年)に合併し、以来、福井県小浜地区で唯一の日本酒蔵として酒造りを続けてきました。

近年大きく変化する日本酒業界に新しい風を吹き込みたい、そして日本酒蔵を核とした地域振興に貢献したい。そうした思いから、合併前の吉岡蔵の子孫が中心となってわかさ冨士の事業を継承し、株式会社小浜酒造を設立。旧吉岡蔵の跡地に、50年ぶりに日本酒蔵を復活させました。

05 / 広島

柄酒造

於多福

柄酒造は、江戸時代末期、当時有数の米どころであった広島藩・安芸津で生まれました。柄家はもともと藩の米を船で運ぶ海運業を営んでいましたが、嘉永元(1848)年に槌屋忠左衛門が「柄本家酒造場」を創業し、酒造りの道へ。酒銘は「於多福」です。以来170年以上にわたり、広島の米と広島の水を用い、吟醸酒の父・三浦仙三郎が確立した「軟水醸造法」で安芸津らしい酒を醸してきました。日々の暮らしの中の幸せなひととき、ひとりの時間に、晴れの日も雨の日も寄り添う酒を目指しています。

2018年7月の西日本豪雨では、母屋と酒蔵が1メートル以上浸水し、代々使われてきた麹室をはじめ多くの醸造設備を失いました。その後およそ2年をかけ、地域の方々やボランティア、酒蔵の後輩たち、麹室メーカーの支えを受けて再建を果たし、酒造りを再開。2020年には県外で働いていた長男が9代目を継ぐために帰郷しました。江戸時代から受け継ぐ伝統を守りながら進化の可能性を追い求め、蔵を新たな時代へと導いています。

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